洗濯物が梅雨でもないのに、生乾き臭がした。
匂いの元がカビということがわかって、
10年以上使っている洗濯機の槽を当時はやっていたオキシ漬けにしてみた。
そしたら石鹸のカスやらカビやらありとあらゆるものが出てきて、そりゃあもう剥がすのは簡単だけどそれを取る作業が大変で。
水を出して抜いてを何回繰り返してもカスが止まることはなく。ようやく綺麗な水だけが出てくるようになるまで8時間x2日間かかったとさ。
手作り柔軟剤で洗濯槽を綺麗に保て
お風呂場で排水溝に泡がたまるとぬめって汚くなるのと同じで、洗濯槽も泡で汚れています。泡を保っているのは界面活性剤。つまり、それが含まれている洗剤と柔軟剤を見直せば洗濯槽を綺麗に保ち、生乾き臭を減らすことができます。
生乾き臭のもと、カビと界面活性剤
界面活性剤とは、よく泡立つ歯磨き粉みたいなイメージで、泡立ちをよくするやつです。
詳しくはこちらをご参照ください。⇨日本石鹸洗剤工業会
泡で汚れを浮かせて落とす役割もあるので、一概にこれが入ってるからだめというわけではなく、洗剤と柔軟剤のWで泡を作った場合、綺麗に真水で流しきれているのかが問題です。
キッチンでもお風呂場でも、最後に飛び散った泡を全て排水溝に流しますが、それは見えてるからできているわけであって、見えなかったらずっとそこに残り続けますよね。
それが固まって石鹸のカスとなりカビとなり、臭いの元になってしまうのです。
市販の柔軟剤の役割は、天然成分で解決できる
根本が分かったところで、洗剤は汚れを落とすのに必須だとして、柔軟剤の役割を改めて洗い出ししました。洗濯だけに。ヨホホ•••(ワンピースファンでごめんなさい。)
主に私たちが柔軟剤を使っている理由は以下の通り。
- 洗い物をふかふかにしたい
- いい香りにしたい
- 静電気ガード
- 防臭・抗菌
確かに柔軟剤の広告を見ると気持ちよさそうですよね。
ふかふかやいい香りよりも、生乾き臭をなくすことが私にとっては最重要案件だったので、さらに検索をかけて、行き着いた先が、
柔軟剤って作れる・・・?
衝撃でした。
今まで当たり前のように買っていた柔軟剤がよもや買わなくてよかった産物だったとは。
洗濯洗剤で洋服汚れを綺麗にしたあと、洗濯槽に残った泡を、泡が立たない柔軟剤(しかも成分は泡汚れに強いクエン酸!)で洗い流したら、洗濯槽を綺麗に保てるのでは!!!と調べていくうちにわかってきました。
しかもこの柔軟剤の天然成分は、先ほど洗い出した柔軟剤の役割をちゃんとカバーしてくれるんです。
天然成分だと環境にも優しいわね
柔軟剤レシピ
柔軟剤を作るのはとっても簡単。
- 水道水または精製水 ・・・500ml弱
- クエン酸 ・・・大さじ5
- グリセリン ・・・大さじ5
- 精油 ・・・10滴以上 (※どうせ香りは消えるので入れても入れなくてもいい)
この材料をボトルに入れてよく振るだけ!
精油は溶けないので、毎回使う前に必ずボトルを数回ふって使ってくださいね。
全部「5」で統一してるから覚えやすいわよ
- 水道水と精製水の違いってなーに
ちなみにクエン酸は食べられる食品クエン酸がおすすめ!1つのものでいろんなことに多用途できると、余ったり無駄になりません。夏になったら水にほんのすこーし入れて熱中症予防にも使っています。味はレモン水です。
作るのが面倒な人は
一から作った方が自分好みにカスタマイズできますし、とっても安く作ることができるので、断然手作りをおすすめします!ですが、このひと手間も惜しいという方は、界面活性剤の入っていない柔軟剤を選んで購入するのもいいかと思います。
無添加と謳っていても成分を見たら石油系界面活性剤が入っていたりするので、それだと市販の柔軟剤と変わらないし無駄に高いお金を払ってしまいますので気をつけてください。
まとめ
柔軟剤を手作りにしてから、基本家干しにも関わらず、ほぼ臭いに悩まされることは無くなりました。もちろん梅雨の時期など雨が続く日は、積極的に扇風機を当てるようにしたりエアコンのドライモードを付けて対策はしています。
なにより、洗濯機の柔軟剤投入口があのベトベトの塊になることはもはや遠い昔で、常に綺麗な状態なのです!しかもタオルも本当にふかふかを維持しています。家には一切かちこちになったタオルはありません。これは目に見える効果なので天然成分最高!といつも思っています。
\\ 洗濯洗剤も気になりだしたら・・・//
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